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  • 2025.07.29

    Yahoo!ニュースに澤口達也院長の取材記事(熱中症予防でも「水の飲み過ぎはむしろ危険」って本当? 内科医が“水は毒にもなる”と説くワケ)が掲載されました。

     

     

    先日当院の澤口達也院長が受けた取材記事が、本日Yahoo!ニュースに掲載されました。

     

    タイトルは「熱中症予防でも「水の飲み過ぎはむしろ危険」って本当? 内科医が“水は毒にもなる”と説くワケ」です。

     

    ――――――――――――――――――――――――

    <要約>

    ■ 水分摂取の基本
    人の体は55〜65%が水分で、呼吸・発汗・排尿などにより1日2.3〜2.7Lの水分が失われます。
    そのため、飲み物として1.2L程度の水分摂取が目安とされています。
    ただし、気温や活動量、体格、妊娠・授乳中などの条件で必要量は変わります。

    ■ 水中毒のリスク
    水を一気に大量に飲むと「低ナトリウム血症(水中毒)」を起こすことがあります。
    【初期症状】
    ・めまい
    ・頭痛
    ・倦怠感
    ・吐き気
    ・腹部の張り
    ・頻尿

    【進行時の症状】
    ・混乱
    ・筋肉のけいれん
    ・むくみ
    ・息苦しさ

    【重症の場合】
    ・けいれん発作
    ・意識障害や昏睡

    ■ 正しい水分補給のポイント
    ・少量をこまめに摂取(目安:1回200mL程度)
    ・尿の色で調整(薄い黄色が目安)
    ・発汗時は塩分やミネラルも補給(スポーツドリンク、塩あめなど)
    ・アルコールやカフェインは控えめに(利尿作用がある)

    ■ 具体的な摂取タイミングと量(目安)
    ・起床後:200〜250mLの白湯
    ・食事前後:200mLずつ
    ・食間:150〜250mLを1~3時間おきに
    ・入浴前後:150〜250mL
    ・就寝前:100〜200mL(夜間頻尿がなければ)

    ■ 特別な状況での注意
    ・妊婦・授乳中は通常より300〜800mL多めに
    ・心不全や腎不全など持病がある場合は、医師の指示に従って摂取量を調整

    ■ まとめ
    熱中症予防のために水分補給は大切だが、「飲みすぎ」もリスクとなる。
    一気に飲まず、こまめに適量を摂ることが大事。
    必要に応じて電解質も補い、体調や尿の色を確認しながら調整しよう。

    ――――――――――――――――――――――――

     

    夏真っ盛りの今、水分不足はもちろん注意が必要ですが、水分過剰にも注意が必要です。

    海外では水の飲みすぎで命を落とされた方もいらっしゃいますので、正しく水分補給しましょう!

     

    是非一度ご覧ください!

    (記事は以下のリンクよりご覧いただけます。)